OWNER INTERVIEW
美濃戸高原で
「暮らす」という選択
— あるオーナー様の、日々のこと
「別荘」ではなく「暮らし」の場所として
八ヶ岳の麓・標高1,400〜1,700mに広がる美濃戸高原別荘地。ここには、週末だけ訪れる方もいれば、この地を生活の拠点として日々を送る「暮らす」オーナー様もいらっしゃいます。
今回お話を伺ったのは、ご両親の別荘をきっかけにこの地へ移り住み、十数年を過ごしてこられたオーナー様。自然のなかでの暮らしのリアル、住民同士の温かな交流、そして管理体制への率直な思いを、フォレストリゾートのスタッフとの会話を通してご紹介します。
一日誰とも会わない日もある。
でも、困ったときにはすぐ助けてもらえる。
01ご両親の別荘から、自分の「暮らし」へ
本日はありがとうございます。まず、こちらで暮らすようになったきっかけを教えていただけますか?
もともとは両親が別荘として持っていた家なんです。私は東京で働いていて、週末にここへ通っていました。それを続けているうちに、だんだん「こっちで暮らしたいな」と思うようになって。十数年前に、夏向きだった建物に断熱を入れ直して、一年を通して住めるようにして移ってきました。
東京でのお仕事から、よく移住を決断されましたね。
かっこいい話じゃないんですよ(笑)。「ここに住みたいから、家でも続けられる仕事の技術を覚えよう」と思って勉強したくらいで。今は時代も変わって、打ち合わせ以外はこちらにいてもやり取りができる。おかげで、細々とですが仕事を続けながら暮らせています。
「住みたいから覚えた」って、すごく純粋な動機で素晴らしいです。その思いが、新しいスキルまで引き出してしまったというか。そんなオーナー様を惹きつけた、フォレストリゾートの魅力は、どんなところにあると思いますか?
もともとの開発コンセプトが「庶民でも別荘ライフを楽しめる」だったそうなんです。高級なところとは違って、肩ひじ張らずに過ごせる。お付き合いも、気取らない方が多くて居心地がいいんですよ。
「庶民でも別荘ライフを」というコンセプトが、人と人との距離感にまで表れているんですね。気取らないからこそ、長く続くお付き合いになるのかもしれません。
02「整えすぎない」自然と、管理への安心感
別荘地の管理について、率直にどう感じていらっしゃいますか?
管理会社がフォレストリゾートさんになってから、管理に対する姿勢が落ち着いてきたなと感じています。とくにインフラ面、水道などはこの体制になってからしっかり進んできた印象です。事務所の方とはよく顔を合わせますし、いろいろよくやってくださっているなと思いますよ。
ありがとうございます。管理会社として、そう言っていただけるのはとても励みになります。率直に、「もっとこうしてほしい」と感じるところはありますか?
これは人によると思うんですけど、私はむしろ「整えすぎていない」のがいいんです。ここに住んでいる人は自然が多いのが好きな方が多くて。よその別荘地みたいにきちんと整備されすぎると、かえって自分の求めるものと違うなと感じてしまう。道なんかも、私の中では優先順位は低いほうで。通れれば十分。それより水道や電気がしっかりしているほうが、暮らしにはありがたいです。
手を加えすぎないことが、この場所の良さを守ることにもつながるんですね。暮らしに本当に必要なものが何か、住んでみてはじめて分かることも多いかと思います。ちなみに、冬場の除雪などはいかがですか?
まずメインの通りを通していただければ、あとは敷地内から車を出して下まで行けますからね。住んでいる人それぞれの生活のリズム、たとえば出勤のタイミングなんかに合わせて、臨機応変にやっていただけると、住む側としては本当に助かるんです。
生活のリズムに合わせた柔軟な対応が、何より心強いんですね。現場で暮らしているオーナー様の声を、これからの管理に活かしていきたいと思います。
03年齢を超えてつながる、住民同士の暮らし
住んでいる方同士の交流が、想像以上に活発だと聞いて、ぜひ詳しく教えていただきたかったんです。実際はどんな雰囲気ですか?
ええ、思っていた以上に。手仕事が好きな方が多くて、編み物や木工をされたり。それを教わりに行ったり。共同で畑を借りて、家庭菜園のように畑仕事を楽しんだりもしていて、30代・40代から80代・90代まで幅広い方々がいらっしゃいます。年齢に関係なく、すごくフラットにお付き合いできるんです。
編み物や木工、家庭菜園まで——暮らしの知恵が自然と共有されていくんですね。そういった日常の中で、助け合いの場面も多いですか?
薪づくりも、最初はどうしたらいいか分からないじゃないですか。そういうとき、運ぶのを手伝ってくださったり、道具の使い方を教えてくださったり。よそのワンちゃんと散歩したりもします。一日誰とも会わない日もあるけれど、困ったときにはすぐ助けてもらえる。そういう距離感のお付き合いを、みんな大事にしているんだと思います。
困ったときはすぐ助けてもらえるけれど、普段は踏み込みすぎない。その絶妙な距離感が、長く心地よく暮らせる理由のひとつなんですね。
都会が消費する時間なら、
ここは作り出される時間なんです。
04「ここに住んで良かった」と感じる瞬間
日々の暮らしの中で「ここに住んで良かった」と感じるのは、どんなときですか?
先日東京へ行ったとき、あらためて時間の流れ方が違うなと思ったんです。都会は「消費する時間」で、ここは「作り出される時間」というか。だから出かけても、早く帰ってきたくなる。緑があるだけで、不思議と元気になれるんですよね。
都会では「消費する時間」、ここでは「作り出される時間」——その言葉、すごく印象的です。自然の表情も、季節ごとに豊かに移り変わっていくんですね。
冬から春になると、やって来る鳥の種類が変わるんです。植物も次々と移り替わって。庭にひまわりの種を置いておくと、リスが夢中で食べていて、すぐそばまで近づいても気づかないくらい。ああいう光景に出会えるのは、この環境ならではですね。
リスがひまわりの種を食べにくる光景、想像するだけで豊かな気持ちになります。ここでしか出会えない日常が、この場所の暮らしの魅力そのものだと感じます。
05これからの暮らしと、考えていること
長く暮らすうえで、考えていらっしゃることはありますか?
正直に言えば、車の運転ができなくなったときどう暮らすか、といった課題はあります。ただ、AmazonやCOOPも届きますし、買い物はかなりカバーできる。なにより、いざというとき近くに頼れる人がいるのは、すごく心強いんです。ここに長く住みたいから、体力づくりも兼ねて、ヨガの教室に通ったり、薪づくりをしたり。元気でいないと住み続けられませんからね(笑)。
薪づくりって、かなり運動になりますもんね(笑)。薪づくりもヨガも日常の楽しみであり、"ここで暮らし続けるための準備"でもあるんですね。
最後に、ホームページに「こんな情報があると嬉しい」というご要望などはありますか?
冬の道路の状況を、週末に来られる前のタイミングで更新してもらえると助かると思います。あとは地域の教室やイベントの情報、それから新しい社長さんやスタッフのみなさんのご紹介なんかも、載せていただけると安心できますね。ホームページを見れば「ちゃんと動いている会社なんだ」と分かる。そういう場であってほしいなと思います。
ホームページへの率直なご意見もいただけて、大変参考になりました。オーナーの皆様が、「フォレストリゾートに住んでいてよかった」と思えるよう、日々の管理に取り組んでまいります。本日はありがとうございました。
MESSAGE
整えすぎない自然と、
ほどよい距離の人付き合い。
オーナー様のお話から、美濃戸高原での暮らしの手ざわりを感じていただけたでしょうか。
標高1,400mを超える八ヶ岳の麓。整えすぎない自然のなかで、住民の皆さまが互いに支え合いながら、自分らしい時間を重ねていらっしゃいます。私たちフォレストリゾートは、その暮らしを足もとから支える管理を、これからも続けてまいります。